皇統護持のための皇室典範改正に関する要望書

令和八年一月二十六日
内閣総理大臣 高市早苗先生

一般社団法人 皇統を守る会 会長 葛城奈海

皇統護持のための皇室典範改正に関する要望書

当会は、万世一系の皇統をお守りすべく、令和元年十月二十二日(即位礼正殿の儀の佳日)に任意団体「皇統を守る国民連合の会」として創設され、以来多くの方々のご支援を賜わりながら活動の輪を広げてまいりました 。そして、令和七年四月三日(神武天皇祭の佳日)、より力強い役割を果たすべく、「一般社団法人 皇統を守る会」として新たなスタートを切り、今に至っております

高市総理に於かれましては、総理就任以来、日本列島を強く豊かにするために「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と表明された通り、獅子奮迅のお働きぶりを示されていることに敬意を表します 。そのお姿を拝し、多くの国民が、総理の過労を危惧しつつ、長らく低迷していた我が国に希望の光が差してきたことを実感するとともに、心を新たにして、自らも日本国再生のために働くことを決意しているものと思われます

さて、国内外に難問が山積する中にあっても、後回しにできない喫緊の課題は、日本が日本であり続けるための根幹である万世一系の皇統の盤石弥栄です 。悠仁親王殿下と同世代の男性皇族が皆無となっている現状において急がれるのは、皇室の藩屏再建、即ちGHQの占領政策によって皇籍を剥奪された旧宮家の方々の皇籍復帰に他なりません

そのような時期に、初代神武天皇が「建国の詔」を発せられた大和の国橿原出身の高市早苗先生が総理に就任されたことは正しく天命と拝察しております 。高市総理に於かれましては、どうかこの問題に決着をつけて頂きたく、左記の通り要望させて頂きます 。

皇族典範改正による旧宮家の皇籍復帰実現

安定的な皇位継承の在り方に関する「有識者会議」が、令和三年十二月に最終報告書を提出して以来、すでに丸四年が経過しました 。この課題を、これ以上先延ばしすることは許されません

今般、自由民主党と日本維新の会との間で交わされた「連立合意文書」において、「古来例外なく男系継承が維持されてきたことの重みを踏まえ、現状の継承順位を変更しないことを前提とし、安定的な皇位継承のため、皇室の歴史に整合的かつ現実的である『皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする』案を第一優先として、令和八年通常国会における皇室典範の改正を目指す」と明記された通り、自維連立政権において、「皇室典範改正」を必ずや成し遂げて頂きたくお願い申し上げます

尚、GHQによって事実上強要された旧十一宮家の臣籍降下は、皇統の先細りによる将来的な皇統断絶を狙ったGHQの遠謀であり、占領政策の象徴といえるものでした 。それ故に、旧宮家の方々の皇籍復帰実現は単なる皇室の藩屏再建に留まるものではなく、「戦後レジーム」から脱却するための突破口にもなり得るものと確信しております

一方、「旧宮家の皇籍復帰」に対しては、「女性宮家の創設」を企む一部の野党勢力が頑強に抵抗しており、「皇統を守る会」では、その反対を押し切ってこれを実現させるためには、広く国民世論の後押しが不可欠と認識しております 。そのためには、皇統護持を願う保守勢力が小異を捨てて大同団結する必要があります 。当会は、その運動の中心となって働かせて頂く覚悟であることを付言させて頂きます